マクベスのこと


やっと書きました。

今度こそマクベスの感想です。


レポみたいなのと、考察と、感想が混じります。


ありがたいことに7/14の昼公演を観に行くことができました。

優しい方々に感謝。



丸山さんがマクベスをやることが決まってから本を読んだ。


私が読んだのは

松岡和子さん訳(ちくま文庫 シェイクスピア全集3)


読みやすい訳でした( ´▽`)

この狂っていくマクベスを丸山さんが演じると思うと電車で読みながらにやけが止まらなかった。


だってずっと丸ちゃんに狂った殺人犯の役をやってほしかったんだもの。

猟奇殺人犯の役をやってほしかったんだもの。(ONに犯人役で出て欲しいな!)





当日。

グッズはさくっと買えた。

かわいい。カレンダーかわいい。


会場に入った。








えっ??







せっま!!!

舞台ちかっ!!!



えっえっえっこれいいの??


めっちゃ舞台ちかいね??


ええええええええ



グローブ座、いろんな人から小さい小さいと聞いていたけど、



こんなに近いの!?



戸惑いつつも席に座った。


パンフチラ見。かっこいい。

ひぃ。かっこいい。

マルベス超絶かっこいい。


この時点であん肝、

マルベスのかっこよさと舞台の予想外の近さに

動悸が止まらなくなる。



舞台袖?に音演出?の人が2人。

結構な量の音の演出があったのだけど舞台中ずっと2人でやってたみたいで、すごいな、と思った。

普通の舞台もあんな感じなんだろうか?



開演。

本では最初に魔物(私が読んだ本では魔女)が出てくるのだけど、いきなり戦いのシーン。


つまり、

いきなりマルベス。



戦いが終わってから殺した人たちが立ち上がり怯えるマルベス。

かわいい。


この時点では、まだ心優しいマクベスなのよね。


バンクォーと笑いあうマルベス、

可愛い。


丸ちゃんが可愛いんじゃなくて、

マルベスが可愛い。

マクベスがこんなに可愛いなんて本を読んだときは思わなかった。

たしかにこれは、マクベスじゃなくて、マルベスだ。




マクベス夫人。

最初から最後まですっっごくセリフが聞き取りやすい役者さんだった!


マルベス帰宅。

ジャンプしてだいしゅきホールド。



うわーーーー!マルベスだいしゅきホールドされてもグラついてない!

キャーーー素敵ーーー!!



「キスシーン?全然大丈夫。むしろもっとやれもっと見たい」派なあん肝は手をガン見しました。


アッあんな感じで腰支えるのね。

肉眼で見える。

丸ちゃんが女の人を触る手が、手つきが、肉眼で!!見える!!!



ンハァ。たまらん。

舞台「マクベス」、ありがとう。



ダンカン王がお城に来て決心が崩れ始めるマルベス。

酔っ払って夫人に時計を上げるダンカン王めっちゃかわいい。お茶目。


話を戻そう。

ダンカン王が時計をあげてるときに階段の手すりにしがみついてるマルベス、毛穴という毛穴から母性本能が溢れ出そう。



マルベスぅ...ダンカン王殺さないほうがいいよ...狂っちゃうよマルベス...心優しいマルベスのままでいいんだよぉ(泣)



と、思いつつも再びダンカン王殺害を決心するマルベス。



ここで私のイチオシポイント。

魔物がマルベスに短剣の幻覚を見せるシーン。


魔物たちに持ち上げられたりしながらバレエみたいに短剣を追いかけるんだけど


手足が長い!!指先までしなやか。


極め付けは舞台中央で短剣を追って首をぐるーんと回すマルベス。




色気だだ漏れ。


首を回すだけでこんなに色気って出るんですね( ゚д゚)


ていうかね!!!

このあたりのシーンの衣装がね!!

白シャツ!!ッ!!!!

胸元開いた白シャツっっっ!!


エロい。




で、結局ダンカン王を殺してしまったマルベス。

白シャツにも顔にも手にも血が付いた状態で出てくる。


たまらん。こういう丸ちゃん見たかった。


ぜひONに犯人役で出てくださいお願いします。




マクベスは眠りを殺した」のところ、丸ちゃんの普段の声と違いすぎて一瞬魔物が話してるのかと思った。


正直な話、丸ちゃんの演技にここまで引き込まれると思わなかった。


翌朝。

門番とマクダフが笑いあってた、へどもどす????のくだりがよく分からなかった。

どういう冗談だったんだろう?誰か教えてください。



はい、来ました。バスローブマルベス。

丸山さんの腹筋の縦筋を肉眼で拝めるなんて。


ワンパック丸が縦筋丸。







マルベスが夫人の手を引いてはけてくシーンが何回かあったんだけど、

その背中にときめきしか感じません。


王になったマルベス、あんなに可愛く笑いあってたバンクォーも殺してしまうなんて。

感覚麻痺してるのね。



バンクォーの亡霊が出てくるシーン。


めっちゃくちゃ怯えるマルベス。


夫人はいつもの発作ですって言ってるけど無理な言い訳すぎるwww気にしないなんて無理だよwwwww


テーブルの下に隠れてバァ!ってやってるバンクォー、ちょっと面白い。




目が疲れたので今日はここまで。

編集機能めっちゃ便利やな。



続き。

1ヶ月経ったのでだいぶ記憶が薄れてしまいました。


再び魔物のところへ行ったマルベス。


血まみれの子どもめっちゃグロい。



バンクォーの子孫たちが出てきて盆ダンス。


なにこれ楽しい。


あと中央でヨタヨタするマルベスの動きがしなやか。




たしかここからしばらくマルベス出てこなかったはず。



マルベス夫人の夢遊病のシーン


蝋燭を持ってるんだけど途中で床に置くのね。その近くを裾のヒラヒラした衣装で通るから物凄くヒヤヒヤした。


演出の鈴木裕美さんのTwitterを拝見したところ、やはり本物の蝋燭らしい。


で、問題のマクベス夫人の衣装についた血のことなんですが、


わたしの考察。


最初の方でマルベス夫人は


わたしを女で無くしておくれ


みたいなことを言った。


でも生理現象だから血祭りは来る。


マルベス夫人の心は女でなくなっているからそれに気づいていない。



っていうことじゃないのかなーと私は解釈したのですが、いろいろな考えがありますね。




いろいろ記憶がとんでるので最後の戦いのシーンのことをもう書いちゃおう。



おまえも女から生まれたな?


と言って首にキッスしながら人を殺すマルベス〜〜〜〜〜〜!!(ひれ伏し)


たまらん。



マクダフが帝王切開で生まれたことを知ったマルベス、夫人の亡霊を見て少しだけ最初の良心あるマルベスに戻った気がした。



で、とうとう殺されちゃったマルベスの生首がゆらゆら揺れながら上にあがって行くの、シュールだった。



気分は、


おやすみ、マクベス


って感じなんだけどね。



で、そのままマルカムが挨拶して終わるかと思ったんだけど、



マルカムを見るフリーアンス、気になる〜〜〜!!





とりあえず舞台を見ての感想はここまでです。読んでくれた人ありがとう。実際に観劇した人じゃないと意味不明だと思います。



疑問点。


フリーアンスのマルベスに対する気持ち。


最初の方から妙にテンションの高い子だなと思ってた。

もしや、マルベスに♡?とか思ったけどそんなオプション付けるかなぁ?付けないよなぁ。


結局、尊敬してるんだと解釈した。

でも父親であるバンクォーはマルベスが用意した暗殺者によって殺された。

でも最後のシーンではマルカムに対してあまり良くない感情をもっているように見えた。


うーん、謎。




マルベス夫人が亡くなった時のマルベス。


ここの気持ちはほんっとうに分からない。20そこらの娘には状況が複雑すぎて感情を想像しきれない。 


夫人が亡くなって悲しい、のか。もはやそんな感情すらないのか。それともあまりにも悲しすぎるのか。




カーテンコールの丸ちゃん。


もうマルベスじゃなくて丸ちゃんって感じだった。かわいい。


重大発表があります、って言うから何事かと背筋が凍ったけど、


ゲリラ豪雨のお知らせでした

(しかも外でたら止んでた)


丸ちゃんかーわいーい。


3回ぐらい出てきて、スタンディングオベーション


最後1人で出てきたときだったかな?

手振ったりして可愛かった。

拍手もっともっと!ってジェスチャーしてても〜〜可愛い!!可愛いな!!!!!好き!!


映像化熱望。

それが出来ないなら台本が欲しい。


それ読んで思い出せるから。


考察したいことと忘れたくないことが多すぎて。

あとマルベスの細かい表情がもっともっと見たい!




7/14は丸山隆平さんの腹筋と滴る汗が肉眼で見えた記念日にします。



狂った演技をする丸ちゃんがまた見たい。

ONに犯人役で出ますように!


長々失礼しました。